須田日菜子
X BODY
キャンバスにアクリルスプレー
227.3×181.8cm
2022
参考価格: On Request
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外部から受けるフラストレーションの高まりを、身体を以て発散させる”精神と身体のギャップ”をコンセプトに制作する須田日菜子。
須田の作品はどこかコミカルで、セクシーで、確かな肉感を感じさせつつ深い精神性を感じさせる。彼女のリズミカルで力強い、静謐な線の表現を前に、もはや言葉はいらない。
ある人はその中に晩年のマティスにも通じる深い祈りを見るし、またある人はその余白に幽玄美を見る。美術史の上に深く根を張った若木のような彼女の制作には、美術の可能性が宿っている。
Artist Profile
須田日菜子
1998年 東京都生まれ
2023年 東京藝術大学 美術学部 絵画科 油画専攻 卒業
主な個展・グループ展
2023年 「Step on a chair」 (GINZA SIX 蔦屋書店)
2020年 個展 – 風吹けば桶屋が儲かる – (JINEN GALLERY)
2019年 個展 -nobodyknows- (JINEN GALLERY)
2019年 須田日菜子・山縣瑠衣展 (JINEN GALLERY)
2016年 東京都立総合芸術高等学校 第4回卒業制作展
Gallery Information
GALLERY KOGURE
GALLERY KOGUREは、メディアを問わず、物事の真に迫るコンセプトと最高品質を備えた作家を国際的に紹介するギャラリー。 固有の独創性が作家の生命線であることは言うまでもないが、アーティストを選ぶ上で最も重要視するのは「Object beauty(物の存在力)」と「Super technic(超絶技巧)」「Neo-culturalism(現代カルチャーからの賜物)」である。 「Object beauty」は、美術品そのものがまず第一に揺るぎない美しさを放ち、仮にコンセプトを抜きにしてもその存在だけで人を引きつけてやまない力を持っていることである。作品に求めるのはまず美しさである。 「Super technic」は時間を惜しまない研究努力と鍛練が生む賜物であり、古美術や優れた職人技術などに興味を持って学び、細心の技巧によって表現する作家から発揮されるオリジナリティーは、決して時代に流されることはない。 「Neo-culturalism」は「Multiculturalism」から着想を得た造語。様々な文化のアートを積極的に受け入れ発表するという「Multiculturalism」の中でも、特に現代日本ならではのバックグラウンドを持つユニークで刺激的な作品に注目している。
代表者:小暮洋
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