大澤巴瑠

onomatopoeia

パネルにアクリル、銀箔、麻
139.3×95 cm
2023

参考価格: 20〜50万円未満

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デジタルの複製をアナログで複製することにより、価値の曖昧さを作品に仮託し、可視化した作品を制作。主なシリーズに、 『onomatopoeia』と『消失と誘発』。

『onomatopoeia』は擬音を意味する言葉です。このシリーズで大澤は、コピー機の露光するガラス面に直接インクを垂らし、印刷された複製イメージを元に絵画化させます。擬音語は日本語独特の言語表現方法であり、大澤はイメージを通して音(擬音)と扱うメディウムの重量を表現します。

『消失と誘発』シリーズでは翻訳カメラを使用して日本語から日本語に訳した際に生じるバグテキストを使用しています。元画像として用いる草書は伝達に芸術性を孕んでおり、時代を経て今日を生きる我々には読み解くことが困難です。こうした伝達における人間の不可能性や不完全性に焦点を当てたのが本シリーズとなります。

Artist Profile

大澤巴瑠

1997年 東京都生まれ
2020年 多摩美術大学美術学部油画科 卒業
2022年 京都芸術大学大学院芸術研究科 修了

主な個展・グループ展
2023年 大澤巴瑠×岡田佑里奈×仲衿香「幻像のラプソティー」biscuit gallery / 東京
2022年「ERROR」MEDEL GALLERY SHU / 東京
2022年「MtK+ vol.10 大澤巴瑠」MtK contemporary Art / 京都