森公一+真下武久

呼吸する庭

ガラスドームに植物、CO2センサー、デプスセンサー、プロジェクター、オーディオ機器、照明機器、PC、展示台、椅子など
およそ780×300×1100cm
2024

参考価格: On Request

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森公一+真下武久は、呼吸や脳波といった人間の身体活動が作品に働きかけ、作品が人間に影響を与えるという、体験的で双方向的な作品を制作してきました。
今回の作品は、人の呼吸を光に変換することで植物の光合成を導き、光合成およびその他の要因によるCO2濃度の変化が音に変換されるというものです。酸素を吸い二酸化炭素を吐き出す「呼吸」は人間の生命維持に不可欠な営みですが、かつて地球に酸素は存在しませんでした。植物が光合成により酸素を生み出したことで初めて、人間を含めた動物は生命体として存在が可能になったのです。人の生の営みとしての「呼吸」を光に変換することは、「光合成」という植物の生の営みに人が関与する可能性を得たことを意味します。「呼吸」と「光合成」が導く音や光の現れは、人と植物との「生のリズム」を同調させ、両者が相互に浸透しあうような新しい関係を出現させます。

Artist Profile

森公一+真下武久

2008年 結成

主な個展
2023年「atmosphere-photosynthesis」Rakushinkan Learning Commons Open Gallery 同志社女子大学 / 京都
2023年「atmosphere-photosynthesis」Horikawa Oike Gallery / 京都
2022年「待庵」Horikawa Oike Gallery / 京都   
2020年「SZ」Take Two / 京都         
2018年「between」Artzone / 京都        
2013年「E-motion」Seian ART-SITE/ Gallery window / 大津                 
2009年「virtual / actual [pneuma」TOKIO OUT OF PLACE / 東京 The Third Gallery Aya / 大阪