阿部大介

Untitled・Tools

工具、アクリルメディウム
サイズ可変
2023

参考価格: On Request

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1977年生まれ。京都精華大学芸術学部造形学科で版画を学び、愛知県立芸術大学大学院を修了。版画の技法を軸に、日常に溢れる物の表面を他の素材に変換した立体作品や銅版のプロセスを用い連続するドローイングのような平面作品等、様々な表現方法で発表している。
近年、既存の物質を版のよう用いた作品制作が主軸となっている。全ての物の表面には、それぞれ固有の材質を保ちながら、過ぎた時間を記録するかのように、経年劣化や人の行為の跡が刻まれている。本来あるべき物の姿を、他の素材に置き換える事で、肉眼では確認できないような、物に刻まれた時間の跡や行為の跡を可視化することができる。
今回はその場の記憶、痕跡、時間を「はがし刷り」造船所跡地という産業遺産に眠る<廃墟のポテンシャル>を最大限活かした作品をインスタレーションとして展開する。

Artist Profile

阿部大介

1977年 京都市生まれ
2004年 愛知県立芸術大学大学院美術研究科 修了

主な個展
2023年「余白の皮膜」AIN SOPH DISPATCH / 名古屋
2019年「Figure」AIN SOPH DISPATCH / 名古屋
2015年「現代美術レジデンスプログラム 皮膚感覚」美濃加茂市民ミュージアム / 岐阜

主な受賞歴
2016年 第32回 名古屋芸術創造賞

主なパブリックコレクション
愛知県立芸術大学芸術資料館、町田市国際版画美術館、美濃加茂市民ミュージアム