河合政之
三元素
ヴィデオプロジェクター、メディアプレーヤー、ケーブル、サウンドシステム、電球、回転台
可変
2024
1972年大阪生まれ、東京在住。情報化社会やメディアの本質についての考察から、哲学や政治に対するラディカルな観点を提示する独自のスタイルで映像作品を制作。映画、現代美術、パフォーマンスなどのジャンルにとらわれず、探求的な手法と活動を展開。その作品は30カ国以上で上映・展示されている。
2023年金沢21世紀美術館にて個展「河合政之:生成するモーメント・人間の支配を超えたイマジネーション」開催。イェルサレム財団、文化庁、ポーラ美術振興財団、トーキョーワンダーサイト、パリ市政府、カルチュラルフランスなどの助成により、イェルサレム視覚芸術センター、ISCP(NY)、Le Cube、シテ・アンテルナシオナル・デザール(パリ) などにてアーティスト・イン・レジデンシーに招聘される。
日本初のビデオアートに関する理論的単行本『リフレクション―ビデオアートの実践美学』を出版。
Artist Profile
河合政之
1972年 大阪府生まれ
2019年 東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程単位取得退学
主なグループ展・個展
2024年「マツモト建築芸術祭 2024」旧松本市立博物館
2023年「河合政之:生成するモーメント— 人間の支配を超えたイマジネーション」 金沢21世紀美術館
2020年「河合政之:カオスモス」CAPSULE / 東京
主な受賞歴
2012年 トーキョー・エクスペリメンタル・フェスティバル特別賞
2002年 森美術館ヤング・ビデオ・アーティスト・イニシアチブ
2002年 オーバーハウゼン国際短編映画祭2002 奨励賞
主なパブリックコレクション
金沢21世紀美術館、クイーンズ美術館、ロバート・ローゼンクランツ・コレクション
Gallery Information
MORI YU GALLERY
京都を中心に若手からベテラン作家まで取り扱う現代美術の企画ギャラリー。
1.作家は時代に流されない独自の表現言語を有するべき。
2.作家は身体行為によって、記憶イマージュをもっとも生き生きとした痕跡として作品上に再現出来なくてはならない。 3.現代美術は日本美術から多くのことを学び取るべき。とりわけ琳派などの内容、形式は特筆すべきであろうし、また江戸、明治における工芸品にも多くのエッセンスがある。しかしたんなる本歌取りやうわべだけの表象に陥ることなく、オリジナリティあふれる作品であるべき。
4.尖った、冷たい、ミニマルな感覚で、美しさや透明感を表現するのは容易いし、そういうピリッとした悪い意味での皮膚感覚のみの作品は多い。そうではなくて、トゥルンとしているのに、ある瞬間にバチッと結晶化するが、いつしかまた溶け出す・・・そのような、内から突きあげてくるような感覚の作品は素晴らしい。これは平面、立体に限らず、写真であってもそうである。
5.従来の美術史だけの文脈にとらわれない多様性をもち、現在の流行に左右されない持続性のある作品が望ましい。
代表者:森裕一
〒606-8357 京都府京都市左京区聖護院蓮華蔵町4-19
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