林書楷 (リン・シューカイ)
都市の車夫プロジェクト
複合メディア
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2024
1983年、台湾・台南生まれ。国立台北芸術大学美術学科および美術創作研究科卒業。現在は台南を拠点に活動している。
林書楷の作品は、平面絵画と空間インスタレーションを中心に展開される。寺院や曲がりくねった路地、宗教的な紋様に満ちた台南の環境から影響を受け、視覚的・空間的経験を内面化し、個人的な記憶や体験を分解・再構築。無意識から生まれるシンボルを細密に描き、幻想的な建築へと昇華させる。こうして生まれたのが、彼独自の*〈バルコニー都市文明〉*シリーズである。
また、宗教的象徴を取り入れるだけでなく、父親の工場に残されていた木製の鋳型を用いて未来都市を構築し、変わり続ける島嶼都市の可能性を探求している。
これまでに、高雄市立美術館、台北市立美術館、国立台湾美術館、韓国・アジア芸術殿堂、日本・広島市現代美術館などで展示。また、ドイツ、アメリカ、オランダ、タイなどでレジデンスや展覧会を行っている。
Artist Profile
林書楷 (リン・シューカイ)
1983年 台湾・台南生まれ
2012年 国立台北芸術大学美術学科 修士課程修了
2007年 国立台北芸術大学美術学科 学士課程卒業
主なグループ展・個展
2024年「収容力-アーティスト30周年記念展 林書楷個展」 DH Neology / 台南、台湾
2024年「未完の未来領域 - 林書楷個展」 台北市立美術館 / 台北、台湾
2023年「アブラハムを見たことがない」 ダブルスクエアギャラリー / 台北、台湾
2023年「理論を練り直す:12人のアーティストの反応」 彰化県立美術館 / 彰化、台湾
2023年「海が出会うとき ─ 台湾とオランダの芸術交流展」 ソウラン文化公園 / 台南、台湾
2023年「映像、島、そして再認識の困難:台湾」 ザ・ボクシング・クラブ / プリシュティナ、コソボ共和国
2023年 「バルコニー都市文明 - 未知の領域への旅:さまよう領域」 AKIギャラリー・ライプ ツィヒ・プロスペクト / ライプツィヒ、ドイツ
主な受賞歴
2022年 南島國際美術獎入選
2014年 MIT新人推薦特區
2014年 高雄獎素描類入選
2013年 國立文化藝術基金會美術類個人創作補助
主なパブリックコレクション
国立台湾美術館、台南市美術館
Gallery Information
Der-Horng Art Gallery
1993年に創立された徳鴻画廊は、台湾・台南にある現代美術のギャラリーです。
私たちは台湾および海外のアーティストと協力し、絵画、版画、写真、彫刻、ストリートアート、実験芸術などの展覧会を定期的に開催しています。
私たちは、アートにカテゴリーや素材の制限はないと信じています。才能あるアーティストを発掘し、海外での展覧会への出展をサポートするキュレーション協力も行っています。
また、台南ではアートに関する講座を開催し、さまざまな分野の専門的な視点を提供しています。
さらに、国際的なアートフェアにも参加しており、Art Fair 21(ケルン・ドイツ)、Art Central(香港)、Art Beijing(北京・中国)、Tokyo Art Fair(東京・日本)、KIAF(ソウル・韓国)、Art Taipei(台北・台湾) などに出展しています。
代表者:陳 志彬(Chih-Pin CHEN)
台湾 700007 台南市 中西区 中山路1号
TEL: +886-6-2271125
FAX: +886-6-2111795
E-mail: info(at)derhorng.com